暖冬の影響で冬野菜の安値が続いていますが、そればかりでは、ありません・・・

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地球温暖化の影響で暖冬が続いていますが、異常気象を心配する傍ら冬もの野菜の安値が続いています。成長スピードが速く例年より供給が過剰になっているようです。鍋料理の季節で野菜の安値は助かりますが、気温が高くては、寒い冬の定番メニューの鍋料理も敬遠されがちです。野菜を供給する農家の方にとっては、痛手のようです。

暖冬の影響は、そればかりでは、ありません。雪不足によるスキー場の経営も深刻化しています。４分の１のスキー場は、まだ滑走ができない状況が続いており、人工降雪機も零下２〜３度に下がらないと使用できないというから今後の積雪を期待するしかないようです。

さらには、防寒着等の冬物衣料や暖房用電気製品の販売実績も低迷しており、冬物製品に目が向きにくい状況が続いていると言われています。自然界では、花粉の飛散開始時期が早まることになり、東京では、来月はじめから飛散が始まりピーク時期も10日程度、早くなるようです。

暖冬の影響は、あらゆる方面に波及しており、自然界でも暖冬で熊が冬眠出来なくて、山里の人々に危害を加えかねない状況だとか、天然氷の厚みが足りなくて出荷できなかったり、地球規模の異常気象がこれほど人類に大きな影響を与えるのだということを思い知らされました。

自然を大切にしなかった人への報復かも・・・