厳寒の水辺でカワセミと出会う!
毎日のように同じ道を散歩する日課の中で、思いがけなくハッとする野生の生き物に出会うことがあります。厳寒の冬の水辺で、目を疑うばかりの瑠璃色の鮮やかな、カワセミの姿は、まさに自然の芸術作品です。しばらくの間、立ち止まって見惚れてしまいました。
厳寒の冬ならではの凛とした空気の中で、水中の獲物を狙っているのか、小枝の上でじっとしている姿は、まるで作り物のようです。時折、通り過ぎていく人を警戒するもことなく身動きせずにじっとしていました。
このような自然が残されている環境で、毎日散歩が、できることに感謝しつつ、思いっきり深呼吸してみました。最近話題の新型コロナウイルスもここまでやってくることはないだろうと勝手に想像してみたりして・・・
自然は、時として人間の生命をも脅かしかねない力を持っています。人間が、力を結集して自然に対抗していこうとする行為は、自然に逆らえないと知っていても、自分の無力さを認めたくなくて、集団で悪あがきをしてしまう人間の弱さの現れかもしれません。
今回の自然界のコウモリから見つかった新型コロナウイルスも、野生の生き物にとっては、ごく当たり前の存在であったかもしれません。感染源のコウモリにとっては、怖がる人間の方が不思議で人に感染することで変異を遂げることも知っていたのかもしれません。
散歩の途中で、カワセミが教えてくれた自然の芸術は、厳しい自然と戦って、生き抜いてきた生き物の結晶なのかもしれません!どこか愛らしい姿からは、想像できない力を秘めているのでしょうね!新型のウイルスだけが注目されている昨今ですが、その背景には、異常気象が少なからず関係しているかもしれません。
厳寒のカワセミから学ぶこと・・・
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