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非正規公務員にボーナス支給!働き方改革とは・・・

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今年の4月から公務員制度が改正され、非正規公務員にもボーナスが支給されることが決定しました。ところが、初年度の支給額については、各県(各自治体)で、ばらつきが生じているようです。非正規社員の処遇改善を目的としているのに、各自治体の足並みがそろわないとは、どういうことなのでしょうか?

 

今回の財源は、地方交付税で賄われるので、全公務員が一律になるはずと、考えるのが一般的だと思うのですが?、働き方改革で、まずは公務員からと、始められた処遇改善、財源を心配するあまり慎重になっているというのが現実でしょう。出だしから、こんなことでは、一般企業で働く非正規社員にまでたどり着くのは、いつの日になるのでしょう。

 

正規社員であってもボーナスが支給されない企業も多く存在するなかで、非正規社員のボーナスを支給するという処遇改善を目指していくのですから難航するのは、仕方ないと思うのですが、我慢してでも、その職場で働かなければならない労働者にとって、今回の制度改正は、なんらかの起爆剤となると思います。処遇改善は、給与だけの問題ではないと思いますが、福利厚生面での改善は、直接的ではないため実感できない方も多くおられると思います。その点今回の改正に期待している方は、多いのではないでしょうか?

 

一方、海外での働き方改革に目をやると、オランダの例ですが、自然体で毎日暮らすという精神、「フレキシブル・ワーク」というものがあります。「幸せレベルを一定のところで止めておく」という、お金はあるが、派手な生活は控え、合理的で謙虚な精神を重視するものです。自分なりに毎日幸せに暮らすという生き方、このことは、日本人が、まず見習わなければならないことではないかと思います。

 

かつて日本では、働くことが美徳とされた時代もありましたが、これからの自分の生き方に、諸外国のゆとりの精神を取り入れてみては、いかがでしょうか?

 

働く労働者の処遇改善に期待するものの一人より