中村医師の棺を大統領自らが担いで謝意を表す！

（画像はWebｻｲﾄより引用）
アフガニスタンで亡くなった中村医師、現地に赴いた奥さんや娘さんと共に帰国に着きました。出国の際、アフガン政府の見送りセレモニーでアフガンの国旗に包まれた中村医師の棺を、アフガンのガニ大統領自らが担いで輸送機まで先頭をきって運ぶという異例の謝意を示しました。

ガニ大統領は、中村医師の現地復興に対する偉業を称え「アフガンの勇敢な男として記憶する。」と称賛し、ご遺族や日本の人々と悲しみを共有したいと追悼の言葉を述べました。それに対して、長女の秋子さんは、「父に良くしてもらって・・・」と謝意を示したと報じられています。

父親の死に直面し、冷静に対応できる娘さんの強い意志は、父親譲りなのでしょうか？今回、中村医師に家族がおられたことにを知りましたが、家族をも犠牲にされ長年アフガンのために働いてこられたことに頭が下がります。生前、帰国された際は、各地の講演で資金集めに奔走されていたというから家族団らんの時間は、無かったのでしょうね！

中村さんの棺は、8日午後、成田空港に到着し、告別式は11日、出身地の福岡で行われる予定です。生まれ故郷でゆっくり休んでいただきたいですね　・・・

中村医師は、１９４６年福岡市に生まれ、九州大学医学部を卒業後、精神科医兼ＰＭＳ（ペシャワール会医療サービス）総院長を務められています。

中村医師は、日本の誇りです！