「あかつきへの道」オーナーのブログ

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偉業を成し遂げた人々の言葉から学ぶ人生訓!

先日、アフガニスタンで何者かに銃撃されて亡くなった中村医師の言葉に目が止まり、偉業を成し遂げた人が残した言葉に対して、自分なりの感想を書かせていただきました。その言葉の一つは、「人は、大地に足を置き、支え合ってこそ生かされる。抽象的な理念ではなく、目の前の誰かのために働き、自分を忘れることだ。」という言葉です。この言葉の中には、中村医師の強い奉仕の精神が感じられます。

 

アフガニスタンで現地のために働き続けた中村医師を象徴する言葉だと思います。偉業を成し遂げた人が、書き残した言葉の中には、私たちの人生訓が込められています。その言葉を私たちの身の回りで起こっている事柄にお当てはめて考えた時、その言わんとしていることが浮き彫りになってきます。遠くアフガニスタンの地で人知れず働いてきた人が、「人は支え合ってこそ生かされる」と言ったとしても、どれほどの人が彼のことを知り得たでしょうか?

 

中村医師の悲報から早2週間余り経過しますが、いつの間には、クリスマスの賑わいやあわただしい師走が過ぎ、やがて正月を迎えるという時の流れに流されて、忘れられてしまいそうです。人のために生きることが、どれほど難しいことなのか、中村医師の生き方を見てわかりますが、後世に残るような事柄として、形にして残しておくことが必要な気がします。

 

先日、ローマ法王が日本に訪問された時に語られた、「記憶し、共に歩み、守ること、この三つには平和となる真の道を開く力がある。」という言葉からは、平和な世界が、いかに大切なものであるかを教えられました。最近のいじめや争いごとが、いかに無意味で非生産的なことであることを理解し、我々日本人は、世界で唯一の被爆国であるがゆえに、未来永劫、核に対する恐怖心を忘れてはいけないということではないでしょうか。原子力の世の中に、生きる私たちにとって核のエネルギーをいつかは、安全な自然エネルギーに変えなければならないということを教えてくれているようです。

 

誰もが安全で平和な世界を願っています!