首里城 全焼に思う!
沖縄のシンボルというべき首里城が全焼しました。
つい先日は、パリの世界遺産ノートルダム寺院の大火災が発生したばかりです。
大切な世界の文化遺産が相次いで焼失していく姿をみると、事前に何とかできなかったのかと残念に思います。現代の発達した時代にスプリンクラーが設置されていなかったなどということではなくネットワークによる監視、異変の早期発見、自動消火活動、等々、私たちの大切な文化遺産を守る手段は、数多くあるような気がします。
重要文化財の老朽化に対して、何十億の予算が計上される模様ですが、焼失してしまったものを元にもどすには莫大な費用が必要ですし、当時の職人がいなければ再建も不可能ではないでしょうか?それより、なによりシンボルを失った沖縄の方たちのお気持ちは、計り知れないものがあります。
遠く先人たちが築き上げた遺産は、その時代に創られた時代背景や人々の思いをも含めて、後世の方たちのために大切に伝えていくという深い意味が込められた遺産だと思います。それを焼失してしまったことに、日本人の一人として残念でしかたがありません。
再建に向けて応援のエールを送りたいと思います。