「あかつきへの道」オーナーのブログ

「あかつきへの道」が目指す新たなライフスタイル

成人の日、歴史を辿る---

f:id:mtkinbouys:20200113224939j:plain
今や成人式は、日本の祝日となり、20歳になった男女を祝う式典として、全国で開催されるのが、当たり前になっています。その歴史は、古く、奈良時代に行われていた、数えの12〜16歳の男子が、髪型や服装を大人に変える元服という儀式が、それにあたり、女性の場合は、「裳着」、「もぎ」と読みますが、公家の女性が結婚前に行った儀式が、それにあたります。

 

現在の成人式は、かつて、元服の儀式を旧暦による新年最初の満月の日に行う慣しから1月15日となっていましたが、現代の暦では、満月が15日とは、限らないことから、ハッピーマンデー法の制定もあり1月の第二月曜日と決められたようです。

 

何故、第三月曜日にならなかったかは、阪神・淡路大震災の起きた日の17日が「防災とボランティアの日」に定められ、第三月曜日と重なる危険性があることの理由からだそうです。ご存知でしたか? 

月曜日が祝日になることは、嬉しいことですが、地域によっては、成人が集まりやすい他の日に行われているケースもあるようです。中には気候の良い8月という地域もあるというのですから臨機応変に変更しても良いというのが一般的なようです。

 

ところで、成人の日に着る振袖にも女性の晴れ着とは別に、邪気を払う厄除けの意味も含まれているようです。子供が病気や厄に取り憑かれないように、子供を大切にする親心は、いつの時代も変わらないのでしょうね!

 

㊗️成人の日、おめでとうございます!