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箱根駅伝総合優勝!青学・原監督の采配とは・・・

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昨日(1月2日)から2日間にわたって開催された第96回箱根駅伝、青山学院大学の駅伝チームは、往路優勝を大会新記録で飾り、復路も素晴らしい走りを見せ、大会新記録で総合優勝を果たしました。2年ぶり5回目の優勝に、このチームの監督である原晋監督は、優勝インタビューで大学スポーツと学問の融合を宣言しました。文武両道の精神なのでしょう。

 

日頃から駅伝チームの教え子たちと一緒に生活していると聞いていますが、監督というよりは、父親のような存在ではないかと感じます。原監督の奥さんである原美穂さんも寮母として、選手たちを我が子のような目で見ているのでしょうね。

 

お二人の間にお子様は、おられないようですが、美穂さんにとってみれば、初めての子供が、青山学院大学でマラソンをする選手たちだったとは、その苦労たるや想像がつきませんね。選手たちの長距離ランナーとしての才能もさることながら、苦しい練習に耐え栄光の優勝を勝ち取る精神力には関心させられます。

 

今年の箱根駅伝、10区間で7区の区間新記録が生まれました。優勝校の青山学院大学は、そのうちの2区間、4区の吉田祐也(青学大4年)が1時間0分30秒、9区の神林勇太(青山学院大学3年)1時間8分13秒で区間新記録をマークし、総合優勝タイムでは、大会記録を6分46秒上回る驚異の10時間45分23秒をマークするという高速レースとなりました。原監督の思い切った作戦が実を結んだ結果ですが、その采配ぶりは、特に4年生に対して厳しかったようです。厳しい練習の中でも選手たちが監督を信じて、絶えてきたことに尽きるのかもしれません。

 

金栗四三が駅伝創設を呼びかけて、はじまった箱根駅伝、80回大会から最優秀選手に授与されている「金栗四三杯」は、花の2区で11年ぶりに区間新記録をマークした東洋大学の相沢選手が受賞しましたが、青山学院にも「金栗四三杯特別賞を与えたいくらいです。お疲れさまでした。

 

参加したランナーの中には、夜間、目が見えにくい持病で苦しんでいる選手がインタビューに答えているシーンがありましたが、スポーツを通じて、被災した方々や病気で苦しむ人たちに元気を届ける取り組みとして、箱根駅伝のようなイベントをこれからも永遠に続けていって欲しいですね。

 

箱根駅伝を愛するマラソン愛好家より・・・