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意外!おせち料理の由来について

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ご存知ですか?

この時期、お正月のおせち料理の話題がよく聞かれますが、料理もさることながら、具材そのものについて、古来からの言い伝えがあることを知りました。本来、神様へのお供え物として作られていたおせち料理が、江戸時代に庶民の間に広がり、一年の間で一番大事なお正月のおもてなし料理として定着したようです。

 

さて、具材の中で一の重に入れられる「数の子」は、卵の数が多いところから子孫繁栄の縁起物であることは、誰もが知るところですが、他の料理は、意外と知られていないようです。その代表が、「ちょろぎ」です。漢字で書くと「長老木」「千代呂木」などと書かますが、長寿を願っての食材です。シソ科の植物で茎の膨らんだものを赤く酢漬けにしたもので、よく黒豆の上に乗っていますので、ぜひ一度、ご覧ください。

 

その他に「たたきごぼう」ですが、深く根を張る牛蒡にちなんでいるということだそうです。また、野菜類のレンコンは、穴がたくさん開いていて将来が見通せるということだそうです。他にも意外なものの一つに伊達巻が、あります。形が巻物の書物に似ているところから知識が増えるようにとの願いが込められているようです。

 

この他、縁起の良い食材は、たくさんありますが、おせち料理という伝統的な食文化の意味を、これからの子供達に是非伝えていって欲しいと思いました。

 

もういくつ寝るとお正月・・・