初日の出！新年を占うご来光の陽の光・・・

明けましておめでとうございます！

新しい年の初めに見る初日の出、凛とした気持ちの中に、今年一年どんな出来事が待ち構えているのか、希望と不安の光が、徐々に明るくなっていく周りの景色を、いつものように映し出していきます。少し前まで静かだった参道は、初詣の人並みが続き、穏やかな新年の幕開けです。

大晦日から1日経っただけなのに、昨日から今日への日付が変わっただけなのに、新たな一歩を踏み出したという新鮮な気持ちにさせてくれます。日本での初日の出を拝む風習、海外では、珍しいようです。その風習は、宮中行事で一年の始まりに行われる四方拝（元日の早朝、天皇陛下が夜明け前に伊勢神宮、山陵および四方の神々に礼拝する年中最初の行事）が庶民の間に広がり、形を変えて継承されてきたという説や、初日の出とともに降臨する歳神様を迎えるために拝むようになったという説があるようです。

初日の出を拝むことは、日本だけの風習のようですが、空から見る初日の出フライトツアーや夜行バスでの初日の出ツアーと、お正月ツアーの定番ともなっています。高い山から拝む日の出が、ご来光と呼ばれることからも初日の出がいかに縁起の良いものかお分かりいただけると思います。その縁起を担いで2020年の陽の光をいっぱい浴びながら、新たな自分探しに出かけるのもいいかもしれません。

新しい年は、子（ネズミ）年です。子年は、新しい運気のサイクルの始まりです。植物に例えると成長に向かって種子が膨らみ始める時期でもあり、未来への大いなる可能性を感じさせます。また、ネズミは「ねずみ算」と言う言葉があるほど、子どもをどんどん産んで数を増やしていくことから「子孫繁栄」の象徴でもあり、希望の年になりそうです。

㊗️新しい年に新たな思いを込めて、さあ一年の航海の船出です。