毎日のように話題となっている新型コロナウイルスの真の怖さとは・・・

新型コロナウイルスに感染した中国武漢市の日本人患者が亡くなりました。治療を行った医療機関のせいだけにすることはできませんが、感染の拡大により治療が追いつかない状況にあったとも考えられます。

当初から感染拡大は、予想されたことだと思いますが、中国資本の影響による経済効果は、人命以上に大切なものだったのでしょうか？WHOでさえ経済的な影響を考慮して動いていた可能性があるとも言えなくもありません。人命を最優先とすべきところを中国の経済的な影響とを天秤にかけて判断した結論であったのでしょうか？

ある情報では、WHOの事務局長の母国エチオピアでは、国内インフラの８割以上が中国政府の投資に支えられているというのですから国益を考えて判断を躊躇したのでしょうね。

日本政府の対応も中国に忖度するような行動であったことは、否定できません。判断が遅れたために中国からのチャター便での帰国者を本人の希望で家に帰してしまったことなどは、先にお話ししましたとおりです。さらにクルーズ船の対応にも遅れが出てきて感染者が日増しに増加しており、ニュース番組でも取り上げられ非難を浴びています。

自分の命より自国の経済が重要だというような比較の問題ではなく、最も怖いのは、すべての国民が感染症でこれ以上の不安や経済的影響を受けないような予防体制ができていないことです。

グローバル社会に於いては、感染症に対する情報が一瞬に世界中に伝わってしまい、制御不能のまま私たちの生活や世界経済に影響が出てしまいます。いついかなる時も不足の事態に備えた予防対策について正しい情報を共有して欲しいと思います。

安全安心のグローバル世界を目指して・・・