ウイルス感染防御マスク・・・その効果のほどは？

ウイルス感染拡大を防ぐため多くの人が、使用しているマスクが品薄になっています。マスクは、本来、感染した人が、周りの人にうつさないようにすることが目的なのですが、飛沫感染や濃厚接触で感染しないように、周りの人が防御する目的も含まれています。むしろこの方が多いかもしれません。

今回の新型コロナウイルスは、飛沫感染で広がり、濃厚接触で感染すると考えられています。これを防ぐマスクとして、医療従事者は、サージカルマスクを使用してきましたが、今では、防護機能の高いN95マスクを使用しているようです。

新型コロナウイルスに、本当にマスクが有効なのかわかりませんが、かってのSARSウイルスをマスクで防ぐことができるかどうかの研究では、効果の程は、わからないというものでした。予防効果は、微々たるものでも、しないよりした方は良いと言った程度だということです。

重要なのは、自分自身や周りの人をウィルス感染から守るには、マスクより大切なことがあるということです。うがいや手洗い、人の集まる所には必要がなければ行かない、不要不急な外出はしないということが重要です。また、新型コロナウイルスだけに気を取られて、この時期大流行しているインフルエンザにも注意が必要です。

マスクの防御効果を過信せず、基本的なうがいや手洗いを念入りにすることを忘れないでください。インフルエンザには、予防接種や効果的な薬剤がありますが、新型コロナウイルスには、それがありません。このことを十分理解する必要があると思います。

ウイルスカットマスクは必需品かも・・・